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映画「新聞記者」鑑賞

2019年07月04日

映画


日本ではこれまでなかった気がする、現政権批判というスタンスの社会派映画 「新聞記者」 を見てきました。

 

映画の題材になっているのは、ジャーナリスト伊藤詩織さんの告発や加計学園問題で、まさにリアルタイムで日本の権力の闇を描いている問題作です。

 

映画の中で内閣情報調査室の官僚・杉原が言う「僕は国側の人間だ」という台詞を聞いた時は、国側って一体何なのだろう、それに国側と国民側ってそもそも敵なのか、と疑問に思ってしまいました。

 

吉岡記者の亡き父が残した「誰よりも自分を信じ、疑え」という言葉もとても含蓄があり、映画を見ながら、その意味することを自分なりに咀嚼していました。

 

吉岡記者を演じているのは韓国人女優のシム・ウンギョンさん。以前見た韓国ドラマでは、妹役がぴったりの明るい女の子といったイメージでしたが、すっかり落ち着いた大人の女性になった彼女の成長が何だかうれしかったです。官僚役の松坂桃李くんと対峙する静かなシーンも印象的で、映画を見終って主演女優が彼女でよかったと心から思えました。

 

この映画は個人の政治信条関係なく、優れた一本の映画として楽しめるし、平和ボケと言われて久しい日本人にとって、何でも報道を鵜呑みにして思考停止に陥ることが一番危険だと改めて気付かせてくれます。そしてどんな事実であれ、できる限り情報収集をして、まずは自分の頭で考えてみることが大切だとつくづく感じました。(H.S)

 

映画「グリーンブック」鑑賞

2019年03月07日

映画

本年度のアカデミー賞作品賞を受賞した映画 「グリーンブック」を見てきました。

 

映画の舞台は1962年のアメリカ。ナイトクラブで用心棒を務めていたイタリア系のトニーが、
ドクター・シャーリーという黒人ピアニストの運転手として採用されます。トニーの役目は、
差別の激しい米南部で演奏旅行をするドクターの安全を守りながら、ドクターが住んでいる
ニューヨークのカーネギーホールまで無事連れて帰ること。

 

映画の中で、ドクターが「暴力は敗北だ」と言うシーンがあります。当時のアメリカでは黒人のみならず、イタリア系、中華系の人々に対しても差別がありました。日本に住んでいるとリアルに想像するのは難しいですが、その凄まじいまでの差別を受け入れて生きるということは、一体どれほどの忍耐を人に強いるものなのでしょうか。それでもドクターは「暴力は敗北だ」と言い切りました。今の日本に
置き換えるとするなら、「いじめやDV、パワハラは敗北だ」とも言えるかもしれません。

 

ドクター・シャーリーを演じるマハーシャラ・アリが、エレガントで知的でとにかく素晴らしいです。ヴィゴ・モーテンセンも、粗野だけど憎めないトニーを見事に演じています。見終わると、あたたかい気持ちで胸がいっぱいになる、とっても素敵な映画でした。(H.S)

 


私の好きな1シーン
トニーが妻に書いている手紙をドクターが添削します

 


グリーンブックとは…
1936年から1966年まで毎年出版されていた、黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブック
こんな本が実在したこと自体がショッキング

 

今年のアカデミー賞では「作品賞」「脚本賞」「助演男優賞」を獲得

映画「えちてつ物語」

2018年11月21日

映画

映画えちてつ物語のチラシ

いよいよ11月23日(金・祝)から、福井のローカル線「えちぜん鉄道」と、その電車に

乗っている素敵なアテンド(客室乗務員)の映画、「えちてつ物語」が全国公開されます。

その日は有楽町スバル座で主演の横澤夏子さん、緒方直人さん、児玉宜久監督が

舞台挨拶を行います。(11:35の回、上映終了後に舞台挨拶)

 

全国の上映される劇場情報はこちらから

 

福井では11月3日より先行ロードショーされているということで、私も先日観にいってきました。

 

福井の美しい景色や人とえちぜん鉄道、そしてそのアテンドの成長をじっくり観られる映画です。

お笑いタレント横澤夏子さんの元気いっぱいの笑顔と心のこもった演技が印象的でした。

 

 

えちてつのアテンドさん

その横澤夏子さんが演じる、えちぜん鉄道に乗っているアテンドとは切符を販売したり、

目的地への行き方やその周辺でのおすすめスポットを教えてくれたりします。

話しやすくてフレンドリーな客室乗務員です。

 

えちてつの電車から見える景色

このアテンドと電車から見える素晴らしい景色がえちぜん鉄道の魅力です。

 

 

えちてつの電車から見える景色

ゆったりと電車に揺られながら見る家々、大きな美しい空、田んぼ、山や川は

いつ見てもほっとします。

 

機会があれば是非、「 えちてつ物語」を観てみてください。

そして、えちぜん鉄道にも乗ってみてくださいね。

 

T.F

 

映画「ボヘミアン・ラプソディ」鑑賞

2018年11月12日

映画

日本での公開をひたすら待っていた映画だったので、初日に早速見てきました。

 

 

映画「ボヘミアン・ラプソディ」はイギリスが生んだ伝説のバンド、クイーンとそのリード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた作品です。実は私もクイーンの大ファン。中学生の頃、
ラジオから突然流れてきた「炎のロックン・ロール」のギターリフを聴いた時の衝撃は今も覚えています。

 

クイーンの人気にまず火がついたのは日本だったというのは有名な話ですが、フレディの日本好きも
相当なものでロンドンの自宅には日本庭園までありました。宮本武蔵の「五輪書」も読んでいたそうです。映画の中でも「売れたら日本ツアーだぞ」という台詞が出てきて思わずにんまりします。
またフレディのミュンヘンの家のセットのドアのところには何と金閣寺のお札が貼られていました!

 


フレディが亡くなって27年。伊丹氏はフレディからプレゼントされたカルティエの腕時計を今も着けています。

 

フレディ役のラミ・マレックはじめ、他のメンバーを演じた俳優たちも素晴らしい演技でクイーンの
人生をリアルに追体験できる、映画としても稀有な傑作だと思いますが、クイーンファン、ロックファンにとってはもう怒涛の感動と涙で、あっという間の2時間15分に違いありません。これほど「終わって欲しくない映画」に出合うことはきっともうないでしょう…。二回目の鑑賞はIMAXで見る予定を
しているのでとても楽しみです。(H.S)

 

映画「カメラを止めるな!」鑑賞

2018年09月13日

映画

 

またひとつ、愛すべき映画がこの世に送り出されました。
福井でも先頃ようやく公開された 「カメラを止めるな!」です。

 

冒頭、役者さん全員が無名という邦画を見るのはこれが初めてかも?と思いながら、そのことに若干の不安を感じている自分がいて、私も映画に対する固定概念に縛られているのかと思ったのも束の間、
どんどん映画の中へと引き込まれていきました。

 

ところで、この映画のプロデューサー、市橋浩治さんは福井県越前市出身、また上田慎一郎監督はお隣り滋賀県の長浜市出身ということで、より親近感を感じてしまいますね。

 

上田監督は、舞台挨拶で来福した時のインタビューで「製作費300万円だったからこその手作り感が
この映画の良さになり、無名の役者さんたちだったからこそ展開の読めない映画にすることができた」と話していました。マイナスが見事プラスに転じたわけですね!

 

色々な要素で楽しめて、見終った後はとてもハッピーになれる映画です。
百聞は一見にしかず。予備知識は必要ありません。
ふらっと映画館に出掛けて、ぜひ「カメ止め!ワールド」に身を預けてみてください。(H.S)

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