スタッフブログ

2018/11/06

アート・工芸


左)ダックスフンドのいる家庭  右)足の生えた箱

 

先週末の日曜日に金津創作の森の「アートドキュメント2018 クリヨウジの大冒険」に行ってきました。そして先生の代名詞であり僕も大好きなアートアニメーションの他多数のマンガやタブローが展示されている中、特に惹かれたのはこの一連の白い箱の作品でした。

 

そういえば僕は昔からジョセフ・コーネルの箱の作品が好きです。絵画はそれ自体小宇宙だと思いますが、こういう作品はその感覚をより強くしてくれる気がします。
T.S

 


90歳になる先生がオープニングトーク会場でエナメルを垂らして描いた絵(大人の背丈くらいある大作)

 

アートドキュメント2018 クリヨウジの大冒険

 

2018/10/12

アート・工芸

 

TVニュースで福井国体のバドミントン会場で無料配布されたかわいい記念品の話題が取り上げられていました。バドミントン競技で大量に出る廃シャトルを利用した、勝山市民の手づくりによる福井国体のマスコット「はぴりゅう」です。これも廃材アートと言っていいのかな。

 

廃棄された機械部品や流木など、ふつうはゴミとして処理される物を利用した作品には独特の風合いがありますが、何より作者の想像力に魅力を感じます。

 

上の写真は10月15日までふくい工芸舎で開催中の展示会場で見た福井在住の和紙造形作家かとうこづえさんの作品で、脚はメガネ工場の廃材、体は公園に落ちていたという栗のイガです。目玉と頭の飾りに和紙が使われています。
T.S

2018/08/26

アート・工芸

「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼き物のこと。
四百年の歴史を持つ、沖縄を代表する工芸品ですが、いたって実用的な器でもあります。

 

沖縄の土を使い、沖縄の植物を原料とする藍色、飴色、緑色の釉薬が特徴のやちむん。
定番の柄は唐草文様や魚紋などですが、最近では伝統を守りつつ新たな感性で作られた器も多く見られるようになってきました。

 

人間国宝の金城次郎(1912-2004)は、日常で使う「やちむん」だけを黙々と焼き続けていました。
そのことが高く評価されて、沖縄初の人間国宝に選ばれました。
そして、その背中を追うように育った世代が、現代のやちむんの担い手になっています。

 

素朴な色合い、おおらかなデザインと温かな質感で日常に気兼ねなく使えるやちむん。
ゴーヤーチャンプルーなど盛り付けるとちょっとした沖縄気分が楽しめます。
手頃な価格のものも多いので旅の記念におすすめです。(H.S)

 


沖縄へ行くたびに少しずつ買ったやちむん

2018/05/24

アート・工芸

福井県立美術館開館40周年特別企画展の「光の芸術 印象派の誕生 ターナーからモネへ」
見てきました。ご存知の通り、ターナーはイギリスの画家でモネはフランスの画家。
展示を通してイギリスとフランスの画家たちが実はお互いに影響し合っていたということを初めて
知りました。

 


展示会のフライヤーにも使われている、クロード・モネの《サン・ジョルジョ・マッジョーレ、黄昏》(1908年)「睡蓮」の連作で有名なモネですが、当時ベネチアに滞在していたんですね。

 

私が見に行った日はちょうど福井文化服装学院とのコラボ企画展があって、絵画から着想を得た
デザインの作品や19世紀のイギリス、フランスの衣装を再現した作品も展示されていました。

 


着物の生地のリメークでしょうか?アンティーク風でゴージャスです。

 


とってもエレガントに見えますが、実はミニドレスなんですね。

 


柄づかいと異素材の組み合わせ、色のコントラストも素敵な作品。

 


クロード・モネ《パラッツォ・ダリオ》(1908年)

 

たくさんの展示作品の中で私が一番気に入ったのはこの作品です。
ベネチアがやさしく淡い明るさで描かれていて、とても新鮮でした。(H.S)

 

※「ターナーからモネへ」展は福井県立美術館にて5月27日(日)まで開催。

2018/03/12

アート・工芸

越前焼に沈金を施した東尋坊の皿
東尋坊をモチーフにしたこの見事な飾り皿は「うるしの木 芽吹くころに/うるし工芸藤 越前飾器展」に出品されている陶芸と漆芸のコラボ作品です。浮き彫りを施した越前焼の皿の青い釉薬がかかった部分に漆で福井県の花、水仙が描かれています。漆で絵というと蒔絵(まきえ)と思いがちですがこの水仙は沈金で描かれています。器の表面に漆で絵を描き金粉や銀粉を撒いて定着させる蒔絵に対し、器の表面を線や点状に彫ってそこに金粉などを埋め込む技法が沈金です。

 

うるし工芸藤 越前飾器展

この展示会では他にも漆と陶器、ガラス、木工、和紙など多様な素材とのコラボレーションが提案されています。福井市中心部にあるギャラリー「ふくい工芸舎」で3月18日まで開催されています。
T.S

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